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科学的な世界観の限界 nbsakurai (202.234.138.210.bf.2iij.net) 2005/06/23(木) 23:46:18


 科学的な世界観の企て : 世界を自然法則とエネルギーという2つの基本概念で説明尽す。

 ある意味では、自然科学はそれをこれまで実際に実行してきたのであり、いまだ完全というわけにはいかないが、既にかなりいい線までうまくやってきている・・・、のではないでしょうか。おっしゃるようにそういうのが「科学的な世界観」なのだろうと、私も考えています。
 ただそれは、いわば客観世界・自然世界についてであって、「世界」という言葉の意味するものがそれのみであると限定した場合に、はじめてそういうことが言えるのではないかと思います。はたしてそれで、世界のすべてを説明しつくしたことになるのかどうか、それだけで世界観として充分であって、ほかには何も要らないのかどうか。

 たとえば、自分の主観的な想いはどうだとか、世界の物事の価値をいかに判断して行動するかとか、人はどのようでなければならないかというようなことを、それで「説明し尽くす」ことはできないのではないかと、私は考えています。
 また、子をどのように教育するかとか、社会をどのようにするのが望ましいかとか、政治判断をどのように行うかというようなことも、やはりそれで「説明し尽くす」ことは、事柄の性質上、できないのではないかと考えています。
 そういうようなところには、おそらく自然法則とエネルギーによる「一般法則」で太刀打ちすることはできないものと思っています。

 私は今では、主観的な世界や人間社会のあり方というような、そういうことでは原理的に説明しつくせない「世界」もあるのではないか、と考えているわけです。「世界」からそれらを除外し、無視してしまうのはまずいのではないか。そうだとすると、この「企て」が完成することはついにない(結局のところ、世界を説明しつくせない)、・・・ということになりそうな気がしています。

 こんなふうな「世界」のとらえ方はいかがなもんでしょうか。



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